百六十七話:Winnerについて

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数多くのオタクと同様、第四章の「勝利の女神」発言によってニーケーのことを検索したのですが、それを踏まえての百六十七話って…という話

ギリシャ神話で勝利の女神の「ニケ」のことを詳しく書いた文献を探している。 | レファレンス協同データベース

>『ブリタニカ国際大百科事典 4』 勝利を与えるのではなく伝達するにすぎない。

サモトラケのニケは正確には「報道の女神」?この女神の役割は「勝利した内容を… – Yahoo!知恵袋

>ニケは勝利の女神アテナの従者で、月桂冠を届け勝利を伝える
(ソースとして知恵袋はどうなの?と思うけどまああくまでお遊びの考察なので。)

これを第四章公開当時に見て、

勝利の女神

>天城燐音の勝利の女神って設定のくせして有名なのは首と手足がもげた彫刻、そして本来勝利を与える神ではなく勝利を伝える神、苗字は「中身がない」
と思ってつらくなっていたわけですが、
百六十七話のサブタイが「Winner」で、まあ言ったのは百六十八話だけど「一世一代の大博打を成功させてさ、自分が望んだとおりの展開に終始させちゃったんすもんね?」「アイドルとしてはともかく、賭博師としては本望っしょ?」が勝利の女神からの月桂樹の冠だったのかなぁって(勝利の伝達)。
知恵袋のほうにあったけど、勝利しか伝えない(敗北は伝達しない)っていうのも本当に燐音に都合がいい存在の椎名ニキじゃん。そんなニキが好きなんだけどさ。五章後半でまた変わるかもしれないけど、燐音に都合のいい振る舞いをしたうえでそれ全部「僕がやりたくてやってる」って言ってしまう(そう言ってしまえることすら燐音にとって都合がいい)、こんなん燐音もニキにずぶずぶになるのしょうがないって感じじゃないですか?もはや麻薬だよ。

わたしは相互救済が好きなオタクなので、ちょうど燐音を拾う頃に料理人がらみとかお父さんがらみとかで暗闇にいて、燐音拾っておいしい!って笑顔でごはん食べてくれて…みたいな妄想をしがちなのですが、正反対だけどジュンを拾った日和と同じ種類というか、わたしは日和がジュンを拾ったのは端折りまくると日和が自分を愛するため、に帰結すると思っているので、ニキは日和みたいな自己愛!っていうより料理人じゃない自分に対しての自己評価が変に低いから、こんな自分でも拾った人間の面倒はきっちり最後まで見ようっていう……難しいな 日和はジュンを見捨てることで今まで築いた自分の柱(複数本ある)が折れることを危惧しているけど、ニキは柱なんて一本もなくて燐音を拾って世話することで支えられてるイメージ。
あと、僕の人生を決めるのは燐音くんでもお父さんでもないってお父さんの名前が出てくるあたり、普通にアイドルやるのに怒られた件の流れで出てきてんのか、それ以前に将来のことで揉めたことあるのか気になる。お父さんは料理人やらせたかったのかなぁでもニキの体質的に天職だもんなあ。性格的にも。ニキの過去話出てくるまで幣ESのニキはお父さんに調理系の専門行かされそうになって勉強してる余裕ない早く稼いで食いつなぎたい!って中卒で就職一人暮らしの設定でいきます。

絵、最初右手に月桂冠持たせてたのにエフェソスのニケ(左手に冠持ってる)の存在を知ったから修正したんだけど、画面のバランスがびみょ~~~になってしまった。ちゃんと考えて描こうね。

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